| 【MyFavoriteMusicianⅡ】 |
| （61)Simon & Garfunkel |
| 先々号でBeatlesの「Long and Winding Road」が十八番だと言ったが、Simon & Garfunkelにも実は十八番がある。 え？十八番って一つじゃないの？と訝る貴方へ。 十八番にも「いの十八番」から「んの十八番」まであるのだ。昔一緒にカラオケに行った同僚に笑われたが・・・江戸時代の富籤じゃあるまいに・・・ その曲は最後に紹介するにして、彼らの簡単なプロフィールから。 ご存知、ポール・サイモンとアート・ガーファンクルのデュオ。小学校時代からの友人だったという。最初に組んだバンド名が「トム＆ジュリー」だったというエピソードは笑える。 調べて見てびっくりした。 ビートルズの活動期間が10年。彼らはさらに短く、1964年のデビューから1970年まで、たった６年しか活動していない。 私が彼らを聴き始めたのが1975年頃だから、解散の５年後ということになる。ただし、彼らは度々再結成して世界ツアーも行っているので、影も形もなかったわけではない。現在でも再結成の意欲は失っていないようだから、期待するとしよう。 最初のスマッシュヒットが「Sound of Silence」。ご存知、名画「卒業」のテーマソングである。 じっくり聴いてもらえれば分かるが、Simonの哲学的な歌詞が印象的だ。 正直、アメリカ歌手のヒットソングは歌詞がよいイメージがない。極端に言えば「I love you」と「I need you」しか言っていない。だが、彼らの歌には思想があり、メッセージがある。そこが気に入っている理由だ。 「I am a rock.」、「冬の散歩道」、「スカボロー・フェア」、「ボクサー」・・・それぞれに独特の世界観が盛り込まれている。メロディだけじゃなく、歌詞もじっくり味わうことをお勧めする。 そして、十八番のアレ・・・言わずと知れた「明日に架ける橋」。直訳すると、「激流に架ける橋」だろうか。内容は、「どんなときにも貴女を守る」というラブソングである。 ♪When you're weary Feeling small When tears are in your eyes I will dry them all I'm on your side Oh, when times get rough And just friends can't be found Like a bridge over troubled water I will lay me down Like a bridge over troubled water I will lay me down （中略） Sail on silver girl Sail on by Your time has come to shine All your dreams are their on the way See how they shine Oh, if you need a friend I'm sailing right behind Like a bridge over troubled water I will ease your mind Like a bridge over troubled water I will ease your mind この曲を含むアルバムの制作が デュオ解散のきっかけになったというのは皮肉というしかないが、現在も彼らの金字塔の中心となる名曲であることに間違いはない。 十八番とか言いつつ、－２（１音下げ）でないと歌えないのは悔しい。誰かボイストレーニングしてくれないか・・・ （次は浜崎あゆみ） |
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