| 【MyFavoriteMusicianⅡ】 |
| （70)未成年のYOASOBI？ |
| コロナも真っ只中の2019年、奇妙な曲が流行り始めた。 「夜に駆ける」。 ♪ 沈むように溶けていくように 二人だけの空が広がる夜に （中略） 二人今、夜に駆け出してく 初めて聴いたのは、YouTubeのＭＶだったと思う。あのアニメと一緒に流れるやつ。 アーティストの画像は出なかったが、まず「声」に惹かれた。 「無垢な声」というか、透明感と幼さが同居するような、しかもしっかり歌唱力が伴っている。 そのうち、あのRainｙchさんのカバー動画が流れ始めた。 いやもう、あの可愛さにはもうキュン死。 もちろん、Ikuraちゃんも可愛いのだけれど、あの鼻をクシュンとする仕草には思わず頬ずりしたくなる。ロリコンという汚名は敢えてお受けしたい。 早速CD探し開始。Amazonで見つけたが、8000円台とえらい高いぞ。このプレミア感は何なんだー。でも、意を決して注文。 やって来たのは、厚さ４センチほどあるブックレットだった。もちろんCDはその中に入っているのだが、この童話集のようなイラストとポエムは何なんだ－。 それが彼らの世界観や音楽のコンセプトを表したもの、らしいのだが、60代のお爺さんは敢えて申し上げます。 「これ、いらない。」 新居に設けたCDラックの棚で、それは十枚分ほどのスペースを占拠しかつ、斜めにしか入らない。2200枚を超えて、もう追加できる枚数は限られているのに、そんなに場所取らんといてくれー 最近セカンドアルバムとサードアルバムも買ったので、さすがにもうムリと、CDケースを自作してCD本体だけを収納し、ブックレットの方は本棚に行ってもらった。これ大正解！ ファーストアルバムには「夜に駆ける」以外に、「群青」など他の曲も入っている。AYASE氏の制作力には脱帽だが、Ikuraちゃんの声なしにはあれだけの大ヒットはなかっただろう。 そして2023年、「アイドル」は世界を席巻し、もうYOASOBIは世界共通語となった。 ♪ 無敵の笑顔で荒らすメディア 知りたいその秘密ミステリアス 抜けてるとこさえ彼女のエリア 完璧で嘘つきな君は 天才的なアイドル様 （以下略） あの華奢な体で、よくもまあ、喉も潰さずに世界ツアーを継続できるなあ、ホンマに。 それも、中学生の頃からストリートで鍛えた賜物だろうか。 彼らについて心配なのは、もちろん、喉や体のこともあるが、彼らのコンセプトが今後も飽きられずに世界のミュージックシーンに受け入れられていくのか、ということだ。 いつまでも「アイドル」じゃいられないだろう。Ikuraちゃんも成人を迎えたが、彼らの曲はまだ「未成年」である。今後「アダルト」に脱皮していけるのだろうか。 それにしても、Ikuraのニックネームの元ともなった「幾田りら」という本名がまた可愛い。 もし女の子が生まれたら「凜音（りんね）」という名前をつけたかった僕だが、彼女の親御さんのネーミングセンスもなかなかのものだ。なお、「りんね」も「りら」も共に花の名前である。 なお、IkuraちゃんもRainychさんも我が娘で大丈夫です。 ガッキーはちょっと無理があるが・・・ （次は？」 |
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