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| HAT神戸ゆったりコース | |||
| わが家からHAT神戸に向かうのには、臨港線経由がわかりやすい。４３号線浄願寺の交差点から南へ、臨港線に沿って六甲ライナー南魚崎駅までは六甲アイランドに向かうコースと共通である。駅のタワーを逆に２Fから１Fに降り、出たところを西へ折れて再び臨港線に入る。わざわざ駅タワーを通って迂回するのは、この辺り、臨港線の歩道に全く照明がなく、足元が見えなくて危険だからである。私もかつてここの下り坂で足を引っかけて転倒し、酷い目にあったので・・・ そのまま西進すると、右側に２軒目のファミリーマート（驚くなかれ、このコースにはコンビニが７、８軒あるのだ。）が現れる。この交差点を左折して川重の工場沿いに進むのもよいが、直進する方が交通量も少なくて快適である。しばらく運河沿いに走ると、左に再度臨港線が現れるので、信号を渡って南側に出ると、小さな公園があって、トイレもある。HAT神戸の入口はそこから約１㎞、３軒目のファミリーマートのたもとである。 さあ、ここからは広い直線道路、しかも歩道もすばらしく広い。さすが、震災後の新都市計画によるだけのことはある。交通量も大変少なく、走っている人も少ないので、事実上自分の貸切コースと言ってよい。 この道沿いは、県立美術館、ＪＩＣＡ、人と未来防災センター、などなど「ハコモノ行政」のメッカである。その是非はともかく、建物の豪華さと敷地の贅沢さは外国の都市を思わせる。噴水もあって心も和むが、私の走る夜中には止まっているのが皮肉である。 この直線道路は三宮近くまで、３㎞弱続く。南側を通ると、信号も少なく、ほぼノンストップで快適なランを満喫できる。強いて難点を挙げるとすると、歩道がアスファルトでなくコンクリートなのでやや硬さを感じることだが、凸凹が全くないので許すとしよう。 突き当たりは、将来三宮方面につながるのだろうが、現在は工事中の空き地になっていて、ロータリーのように折り返すことができる。そのまま道の北側を進んで、ヤマダ電機の横を通り過ぎて５００ｍ、左側に商業ゾーンが見える。ここにはローソンもあるが、最近愛用しているのが、２４ｈ営業の「グルメシティ」。ローソンより幾分安いのと、商品の品揃えが豊富なので、夏場はドリンクやアイス、冬場はカロリー補給に便利である。 東端に戻ってくると、公園とトイレがある。ここから、元来た道を戻るより、４３号線西灘の歩道橋に向かい、ここから様々なバリエーションルートを選ぶ方が楽しい。４３号沿い、阪神電車沿い、２号線沿い、JR沿い、はては山手幹線沿い、など、距離も様々に調節可能だ。 |
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