高取山北コース

高取山北側の最高地点

六甲全残縦走。今となっては昔物語である。 　この全縦には須磨アルプス、高取山を通るフルコースと、それらをパスして北側を迂回する短縮コースがある。 　どちらも何回も走ったが、とりわけ勤労者山岳連盟の主催する短縮コースの方は一時年中行事として定着していた。 　ちなみに最高記録は５時間２分。もう少しで４時間台だったのに惜しいことをした。 　だが、さすがの私もそのコースの一部をランニングコースとして採用することになろうとは予測できなかった。 　板宿から妙法寺に向けて県道を北上する。これはLAMUコースと同じ。 　だが、左手にローソンのある信号を右折して坂を登るところからが異なる。 　この坂、ひたすら長いことではどのコースをも凌駕する。 　この坂こそが、昔全縦コースだったわけだ。 　若い頃は傾斜もものともせず、グングン登っていた記憶があるのだが、さすがに最近はトボトボって感じである。だが、この歳でこの坂を休まずに登れる人間はそうそういないだろうという自負もある。しかも大して息も切らさずにだ。 　ご先祖様からいただいたDNAの有り難みに感謝する瞬間でもある。 　ただしこの坂、歩道がずっと続いておらず、突然切れたり、反対側に移ったりするので注意が必要だ。 　坂の頂点が上の写真。メイン道路の脇道になっており、ほとんど車は走っていないのだが、たまに向こう側から信号をスルーして近道しようとするセコいドライバーが猛スピードで上がってくるので、出会い頭、とならぬよう要注意。 　頂点からはそのまま長田方面に下ってゆく。程なく長田神社のあたりに下りてくる。 　そこから西進し、西代運動公園を経由して板宿に戻ってくる。 　途中、トイレは西代運動公園にしかないので、留意する必要がある。 　まあ、立ちションくらいならどこでもできるけど・・・

高取山から長田方面の地図（白い空白部分が高取山）

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